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ゼミ活動の一環として、毎年学内で行われ、約60チームが参加するプレゼン大会に出場し、優勝することを目標に約1年間の研究を行いました。「オンライン上の印象形成」というテーマで研究を進めていく中で、オンラインでの話し合いが中心だったため、意思表示が対面よりもしづらく、相手に伝えることの難しさを感じたり、意見の相違により、なかなか全員の意見がまとまらなかったりすることにとても苦労しました。そこで、一度全員の意見をまとめ、1つずつ整理して話し合いを重ねることで、1人1人の考えについて理解を深めることができました。また、研究を進めるにあたって行う実験もオンラインで行わなければならず、4人全員の同じ条件の動画を撮影し、約500人の被験者に視聴してもらうという新しい方法を取り入れて行いました。私たちのチームでは、人任せにせずに得意分野でチームに貢献していくという方針を大事にして活動しており、私は文章構成や添削、動画作成、複雑なグラフの簡略化などに尽力しました。研究を進めるにつれて、自分たちなりの結論にたどり着くまでに時間がかかり、どこまで深掘りして研究するかなどの課題もありましたが、全員で悩み、考え抜き、多様な意見を聞き議論したのちにに解決を導き出した時には、とてもやりがいを感じました。最終的には、「メラビアンの法則」という既存の研究から、背景とシチュエーションを一致させる方が印象が向上し、背景を白にすることで話の内容を聞いてもらいやすくやるという自分たちなりの結論を導き出すことができました。本番では今までで一番楽しんでプレゼンすることができ、優勝することができました。これらの経験により、相手の意見を聞いてまとめる力や、自分にできることを見つけて行動することの大切さを学ぶことができました。